top of page
  • 執筆者の写真満 八村

【検索とサンプルと選定】



材料選びに検索だけで1日を使うことなんてザラにある。


今回は検索してサンプルを取り寄せて選定して提案するお話。


タイルに絞って話をすると、世の中にあるタイルは無数にあって、その中から選ぶ事は難しい。

コンセプトもないまま選ぶと意匠設計はできないので、まず初めにするのはコンセプトを考える。

今回は実例として、現在ご依頼頂いているリノベ物件のタイルの選び方を書いてみます。


コンセプトは、無機質でシンプルだけど、明るく温かみのある空間。


無機質と言っても人それぞれイメージが違っていて、コンクリートや鉄のような無機質感もあれば、真っ白の世界な無機質感もある。


ウチの場合は施主さんの要望を聞きながら、自分たちにしかできない設計やデザインを提案します。施主さんがしたい事を汲み取り、自分たちの設計やデザインに落とし込むようなイメージです。


材料を選ぶのも、施主さんの事を、想い、考えながら調べてサンプルを取り寄せます。

ここで大事なのが、打ち合わせでの話の「こういう仕様にしたい」「この色がいい」とかも重要ですが、1番大事にしているのは「雑談」です。


雑談やなんてない会話にヒントがいっぱいあって、施主さんはどういう人なのかを観察して、それを空間として形にしていきます。


雑談でも打ち合わせ中での会話も良いのですが、すごくわかりやすいのは食事を一緒にするということなんです。

今回のお客さんも、Moboさんでディナーをご一緒して、リノベの話もですが、仕事の話や生活や暮らし、趣味の話なども聞いたりして、お客さんがどういう人なのかを、より一層知ることができます。


ディナーはちょっと、、、という方もいらっしゃいます。子供さんや仕事の関係で食事ができない事もありますし、そんな時は打ち合わせだけでも、大丈夫ですし、コーヒー屋さんもウチはやってるので、カフェを楽しみながら打ち合わせも毎回しています。


お客さんにとっては、リノベや新築とは関係ない話のように思われますが、自分達は、そこが重要な要素があったりするので、無駄話ほど参考になる事があります。


会話によってお客さんの情報を読み取り、今回であれば床のタイルは何が良いのかを探し選びます。


質感や触り心地、光沢のあるなしや大きさ、表面の加工具合や目地の太さや色など、タイル1つ選ぶのも、1日検索して調べて、サンプルを取り寄せて、選んでいく。

スマホの画面やカタログではよく見えても、サンプルを見た時には全然違っていたり、逆に凄く良い質感だったりはザラにあります。


今回のサンプルは当たりが多く、提案材料が増えました。

提案までの、調べたりサンプル取ったりなど考えてる時間がなんとも言えない楽しさがあるんです。


提案する時は、なぜコレを選んだのかという理由もお話しします。理由なく選んではいないので、なぜこのタオルが良いのかを説明して提案しています。

それでもイマイチなら探し直しますし、OKなら進みます。


気をつけないといけないのは、今まで散々書いてきましたが、材料選びや色などは全体を見て選んでいかないと、「このタイルがいい!」「ここ壁がいい!」など一つ一つ気に入った材料を選ぶと空間がチグハグし出すので、全体的に空間を見た時に、例えば今回はこのタイルだから壁はこれが合うなって感じで、食事でのペアリングのように材料同士が調和するように選定していきます。


空間作りは、食や服と似ています。


空間でペアリングができるように選んで提案するのも自分達の仕事なので、時間をかけて吟味して提案します。


コーヒー屋さんの営業中でお客さんから「さっぱりしたコーヒードリンクをお願いします」ってオーダーが入れば、ジンとエスプレッソとトニックウォーターに少しライムとかで合わせればスッキリしたコーヒードリンクができます。


空間作りと似てませんか?

今の脳内にある引き出しと目の前にあるシロップやお酒を見て組み合わせるんです。設計と一緒なんです。


例えばですけど、エスプレッソはシングルくらいの量で、ジンは30〜40mlくらいかな。氷はガツっと入れよう。ジンは40mlくらい入れる方が今回のエスプレッソと合いそうだな。トニックは1本入れよう。

もうちょっとスッキリに寄せたいから酸味足すのにライムか。ミントもあればいいか。

さてグラスはどれがいいかな。これだと可愛くなりすぎるし、ワイングラスは香りを楽しめそうだけど、量が合わないから、このグラスがいいな。

エスプレッソ半分余るから、サービスで小さいアフォガードしよう。


などなど、オーダーを聞いてから脳内で組み立てて設計していく時もあります。

僕にとって同じ思考なので、建築での設計もコーヒーのカクテルも考えてる脳の部位は変わらないイメージw


エスプレッソの調整も、ハンドドリップも一緒。エスプレッソのメッシュ調整は、お豆の量、抽出液量、抽出時間を調整する。

このお豆はこういう味にしたいという答えが自分の中にはあって、それに合わせにいく。

できるだけ3回で決めにいく。1回目はこうなったから2回目はもう少しお豆の量を増やそうとか。とか。

設計に似てませんか??w


話が少し逸れましたが、僕にとってコーヒーも建築も同じ設計です。


今回はタイルだけですが、このタイルならこの壁、天井という感じで組み合わせて提案します。


楽しいでしょう?w

そうなんです。空間作りは楽しいんですw

なので調べたりサンプル取ったり、サンプルが届いた時はテンションが上がり、箱を開けてタイルを並べて選んでる作業もまた楽しいw


お客さんに合わせる事はもちろんですが、自分達の色ものせて、提案させて頂きます!


はい。


今回は検索とサンプルと選定してからの提案方法の話でした。


ーーーーーーーー

3点ほど知らせです。


▼Hachimura Coffee

2月の営業日は10-11日予定です。

時間は両日とも

お昼は13:00-17:00

夜は19:00-23:00Lo


▼完成内覧会

2/26、28

3/1、2、3

場所:和歌山県田辺市むつみ団地

ご予約の方はDMでお願いします。

予約無しでも内覧頂けます。


▼ショールーム内覧会

No Design Office

いつでもご案内できます。

ご予約をお願いします。

和歌山県田辺市上屋敷2-9-18




閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


bottom of page