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  • 執筆者の写真満 八村

【脳が食べている】

食事も飲み物も脳が判断してる。

と言い切ってもいいくらいかも、と思う今日この頃。

おっさんの独り言。


コーヒー屋さんをしてそう思うようになった。全てではないけど。

なんでかって、ウチのコーヒー屋さんは浅煎り専門です。

深煎りは置いてません。浅煎りです。浅煎り専門です。

と伝えてても、酸っぱいコーヒーが苦手っていうお客さんは毎回のように来てくれます。


酸っぱいコーヒー?

その酸っぱいは、何を指して酸っぱいなのか。

そもそもお豆が劣化した酸っぱさなのか。

レモンやオレンジやリンゴなどの果実味の酸味が苦手だから酸っぱいの嫌いなのか。

どちらの事を言っているのか?


で、酸っぱいコーヒーが嫌いな人には、お話を聞いて提案します。


話は少し変わって、知り合いですがお客さんに実験してみたことがあるんです。

何も説明しないで浅入りのコーヒーを出したときに、顔を歪めて美味しくなさそうな表情をしたんです。


そのあとに、そのコーヒーの説明をしたんです。フレーバーであったり産地であったり。

例えば、こういう説明です。


『これはケニアのお豆で、爽快感のある酸味という果実味で、レモンやグアバ、グリーンアップルのようにジューシーだけど、少し癖があって豊かな味わいがあるんです。コーヒーは果実です』


みたいな説明してから飲んでもらうと、美味しいに変わるんです。


疑いの眼差しから、美味しい表情に変化する瞬間は楽しいですよw

それに意外とコーヒーは果実とは知らない人が多い。


まぁ僕もコーヒーに興味ないときなんて、なにも考えずに飲んでましたけどw

酸味は苦手~美味しいに変える方法は、その人の脳の情報を上書き保存してあげることなんです。


これでほとんどの人が、浅入りコーヒーの苦手意識が無くなってます。

全員ではないですが、苦手な人は苦手です。

好き嫌いはどうすることもできませんし。


僕もどんなに説明されてもキクラゲは好きにはなれません。

グラウンドの隅にある黒いモジャモジャしたのを思い出して食べれないんですw


話を戻して、どれだけ説明をするかで受け手の感覚はかわる。

説明もそうだし、空間全体もデザインしないと、どれだけ美味しいものでも美味しさは半減してしまう。


凄く美味しいフレンチなのにK-POPがBGMのお店はゆっくり美味しく食べれないとか。例えばですが。


凄く美味しいイタリアンなのに、スタッフの対応が悪かったり。

人や空間も美味しいと感じる感覚は変わると思います。


それと肩書でも味は変わる。


ミシュランに掲載されてるお店は無条件で美味しいと思ってしまう。

美味しいお店もあれば、ミシュランに掲載されたがゆえに忙しくなって味が落ちた、、、なんてお店も実際にありますよね。


期待値に対して、味も店の雰囲気も伴っていないと評価は落ちます。


イタリアンなら、フィレンツェで修行してきたとか、ピザならナポリで、、とか。

必要なことだと思います。ほんとに。肩書は。


ウチも気を付けないといけないところがいっぱいなので偉そうなことは言えませんが。。。

海外でコーヒー淹れさせてくれるところないかなw


そんなことを考えていると、人は脳で食べてるんだなと。

脳にどんな情報があるかで、人によって味が変わる。


凄く手の込んだ料理でも、何も知らないで食べる時と、細かく何が使われているって知っている状況で食べるのとでは味は変わる。


僕は食のプロではないので、そうじゃない場合もあるかもだけど、セミプロのコーヒー屋としてはお客さんにどれだけ情報を伝えるかだなって思う今日この頃。


プレゼン方法で、お客さんの満足度が変わるのってどの仕事も一緒だなと。

結局は、建築もコーヒーも設計だなって今は思う。


たまに、空間も対応も凌駕するほどの美味しい料理を作る人もいる。


そんなこと考えてると、食の世界って面白いなって思うから、コーヒー屋さんをしてる。


そんな、なんてないおっさんの独り言でした。


最後に、あなたに実験をしますw


ぜひ下記の説明を読んでからコーヒー屋さんに来てみてくださいw


ウチのメニューにティラミスがあるんです。一般的なカフェではティラミスは仕込んでおいて作り置きして、冷蔵庫で冷やしてストックしておいて、オーダーが入れば提供するスタイルだと思います。


でもウチのは違うんです。


ティラミスをその場で組み立てて作ります。冷蔵庫では寝かせていません。


まず器にフィンガービスケットを食べやすい大きさにして入れます。

フィンガービスケットは、シンプルな味のビスケット。添加物もなくシンプルな味わいのビスケット。


そのビスケットに浅入りの淹れたてのエスプレッソをしみこませます。


その上から、ザバイオーネ・クリームをそっと乗せます。


クリームも丁寧に作っていて、鍋に湯をはって弱火にし(60度前後)、湯煎にかけたボウルに卵黄と、グラニュー糖をほんの少しとカスカラシロップ、ハチミツ少し、カルバドスのお酒を少しだけ入れ、泡立て器でほぐしてから、かき混ぜてます。


そこにマスカルポーネチーズを入れたり、メレンゲを入れたりして優しく混ぜていきます。

ふわっとシルクのような食感のザバイオーネを、ビスケットを入れたグラスに、淹れたての浅煎りエスプレッソを染み込ませ、コーヒーの果実味ある香りが漂うグラスも中にふわっと乗せて、ほんの少しサッとカカオパウダーを振りかける。


これがたまらなく美味しんです。


シンプルでいておいしい。

自分で言うのもなんですがw


お酒が好きな人には、エスプレッソにラム酒を入れてあげると、ほっぺたと心がトロけるような美味しい体験ができます。


余ったときはたっぷりラム酒を入れて食べてますw


ぜひ体験してほしい、この美味しいを!

タイミングが合えば、コーヒー屋さんに来てください


今回の独り言は、脳が食べてるな?って話でした。



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